日が短くなる秋は夜更かしに注意
今回もまた趣向を変えて、夜更かしや睡眠についてのお話です。
「秋の夜長」という言葉があるように、秋は日が短くなり、夜が長くなる季節でもあります。
日が短くなるということは外にいる時間よりも家にいる時間のほうがが長くなって、夜更かしをしやすくなる、と言われています。
人間の体はもともと、朝日が昇るなどの外の明るさと暗さのサイクルによって生活リズムが出来てくる面もあるため、日が出ている時間が短くなる秋、そして長くなる春は、1年の中でも特に大きな季節の変わり目になります。
今回はこうしたことを中心にまとめて行きたいと思います。
朝晩の冷えも睡眠に大きな影響が
睡眠には日の光を浴びるなど、生活リズムも重要ですが、気温と体温も非常に大切です。
人間の体は、寒さを感じると温かさを求めて目が覚めてしまい、深い睡眠がとれなくなります。
体が冷えないように温かい環境を作るのも、質の良い睡眠をとる上で大きな要素になります。
秋は日が短くなって生活リズムが崩れやすい上に、気温も日に日に下がって行くため、より夜更かししやすい季節なのです。
意識してリズムを作るのがおすすめ
質の良い睡眠をとるためにはやはり、生活リズムを整えることが重要ですが、確実なのは自分でしっかりと、毎日同じような時間に寝て同じような時間に起きる、という睡眠のリズムを作ることです。
これは当然、週末など休みの日でも同じで、休みの前だからと夜更かししていては、リズムが崩れてしまい朝が辛くなるので、避けてください。
とはいえ、夜勤や日勤の入れ替わりなど、ライフスタイルによってはリズムを作ることが出来ないということもあると思います。
そこでポイントになるのが、光です。
太陽の光だけではなく、居る環境が明るいだけでも、人間の体は目が覚めるように活動するため、夜勤の時間でもなるべく明るい環境にして過ごすのがおすすめです。
そこから、朝やお昼に帰る時はサングラスなどを使ってなるべく目に光を入れないようにして帰宅することで、睡眠に入るリズムを作りやすくすると尚良いです。
画面の明るさ・ブルーライトカットも効果的
睡眠の妨げになるとして、しばしば出てくるのが「ブルーライト」ですが、スマホやパソコン、テレビといった画面から出るブルーライトは眠りを誘うメラトニンというホルモンの分泌を遅らせることになります。
これを防ぐために、ブルーライトカットのフィルムやメガネといったグッズが発売されています。
出来れば、睡眠に入る1時間前ぐらいからそういったものの操作を辞めるのが望ましいです。
リラックスできる環境を作る・ストレスを解消することも大切
最後に、前項の気温について触れた部分と重なりますが、安心してリラックス出来る環境を作ることが、質の良い睡眠をとる上で欠かせない要素になります。
例えば、騒音が無い静かな環境で心が休まる音楽がかかっているとか、リラックスできるハーブやアロマを使う、お風呂や半身浴でしっかりと体を温める、といったこともおすすめです。
夜の照明を少し暗めにして、眠りやすくするのももちろん効果的です。
ストレス対策や偏りのない食事なども欠かさずに、これからの秋と冬を乗り越えて行きましょう。