冬が来る前に!秋からはじめる冬肌に向けたスキンケア#756

冬を乗り切るためのスキンケア

今回も趣向を一気に変えて、スキンケアについてお伝えしていきたいと思います。

これから本格的な冬を迎え、乾燥が厳しくなってくると思います。

お肌のケアも本格的に、一層気を引き締めて行くという方も多いと思いますが、予防的に今から出来ることもいくつかあります。

今回は冬を迎えるに当たって気を付けて行きたい、スキンケアについてのお話です。

冬になると肌が乾燥する仕組み

冬特有の乾燥肌は、気温の低下も非常に大きな原因になります。

空気が乾燥するとお肌の水分が奪われてしまい、乾燥肌になって行くというのはご存じかと思いますが、実は冷たい風にあたると、お肌の自然な油分も奪ってしまうため、より一層肌が乾燥しやすくなるのです。

また、朝晩の暖房やストーブによって、室内が暖かくなっても湿度が低いと結局乾燥していくため、お肌に水分が補給されるタイミングがどんどん無くなります。

こうした要素がいくつも重なることで、冬場の特有のお肌のトラブルが起きてくる、という仕組みです。

ひび割れ、あかぎれといったものはもちろんですが、寒い風が吹く屋外に長時間いると、肌が赤くなってひりひりとすると思いますが、これは正式にはウィンドバーンと言い、寒さで赤くなり、痛みが出ることもあります。

さらにアトピーの症状がある方は、お肌へのダメージが非常に大きくなる季節ですので、アトピーの症状も強まって行きます。

使う保湿剤を切り替える

やはり、乾燥が一番の敵ですので、対策としてはとにかく保湿することが先決ですが、ポイントになるのが保湿に使うアイテムです。

冬場の乾燥が特に強い時期はクリーム状や乳液状の保湿剤が良い、と言うのは有名ですが、医薬品のヘパリン類似物質、という成分が入っているものは非常におすすめです。

保湿するタイミングは、一番望ましいのは1日3回ですが、難しい場合は朝起きた時や洗顔後などに1回と、夜の入浴後に1回の1日2回で大丈夫です。

それでも難しいときは、夜の入浴後に行って下さい。

お風呂上りは水分が含まれていますが、その分気化してどんどん蒸発していき、結果的に乾燥が一層進むことになるため、お風呂上りに早めに保湿することで、お肌の中に水分をしっかりと閉じ込めておけるため、乾燥を大きく防げます。

皮膚科に受診するタイミング

場合によっては、どんな保湿剤を使っても効果が出ない、良くならないということもあり、その場合は皮膚科のお医者さんに診てもらって下さい。

保湿剤を使っても全く保湿していないような状態になる場合もあるため、その時はお医者さんによる処置が必要になります。

保湿マスクや紫外線対策も有効

最後に、そのほかの対策ですが、やはり保湿が重要なのは変わりませんが、最近ではシルクのマスクをして口を覆って寝るという、就寝時の保湿マスクというものもあります。

また紫外線も夏に比べたら少ないものの、意外にお肌にダメージになるため、安価な軽いもので大丈夫ですので日焼け止めアイテムを使って、紫外線対策をするのも大切です。

最後は、水分補給とビタミン補給もやはり重要になってきます。

特にビタミンCはお肌のコラーゲンの生成を助ける働きもあるため、日頃から野菜や果物は欠かさずに食べるようにしましょう。

この記事を書いた人

吉田 聡

吉田 聡

薬局・なくすりーな薬局長
公益社団法人日本薬剤師会、公益社団法人東京都薬剤師会、所属