子供の風邪!受診か様子見かの境目は?#199

Voicy更新しました!

今回は子供が風邪を引いたときの話。

病院に行くかどうか迷いますよね。

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病院に行くか・まだ様子見をするかの選択

活発な小さいお子さんがいるご家庭は、やっぱり「子供が心配」なものです。怪我しないで、健康でいてほしいものですが、少し心配だからと言ってすぐに小児科に行くのは、お仕事の都合などもあってなかなか難しいと思います。

どういう基準で、小児科に診てもらうかまだ様子見をするか、を決めたらよいのか、などのようなお話をしていきたいと思います。

 

病院にかかる基準は「食う」「寝る」「遊ぶ」ができているかどうか

お子さんを病院に診てもらう基準はズバリ、ぐっすり眠れて、飯を食べられているかどうか、に尽きます。

これができていれば、多少鼻水が出ている、のどが痛いと言った場合でも、すぐに学校を休んで病院に行く、と言う必要はそれほどありません。

ご飯を食べる量が明らかに減っている、寝つきが悪くなったというときは、何らかの病が隠れている可能性がある上、健康上良くないため、たとえ風邪の症状がなくても、お医者さんに診てもらいましょう

そして「遊ぶ」と言うのは、元気に遊べるかというよりも、本人に元気があるか、機嫌・様子がおかしくないかという部分です。

例えば乳幼児であれば、明らかに機嫌が悪い、何をしてもぐずってしまうということがあります。機嫌が悪い理由が分からないという場合には、お医者さんに診てもらいましょう。

この3つの要素が、一つでもかけていれば、病院にかかるタイミングと言えます。

 

病院に行って別の病をもらってしまうことが心配

この3つの要素がそろっているのに、何となく風邪気味だから、という理由で病院に行き、インフルエンザの菌などをもらってしまって別の病になることの方が危険、と言えます。

「食う」「寝る」「遊ぶ」の3つの要素ができているか、ということを知っておきましょう。

 

「のどの痛み」「鼻水」などの症状であれば市販薬でOK

のどの痛み、鼻水などの症状であれば、上記の3つが出来ているのであれば、お子さんの持つ免疫力で充分治ります。保湿をきちんとする、のど飴を使うと言ったようなケアで充分効果があります。

ただ、気になるような強いセキ、たんなどが出るのであれば、市販の風邪薬を使ってみてください。

何故、小児科ではないかというと、この時点で病院で出せる薬は、市販の薬とほぼ同じなのです。

その症状を抑えるためだけの薬なためで、菌を撃退する薬ではないことがほとんどなのです。

市販の子供用のかぜシロップなどと、ほとんど同じ成分でできたものが処方されるため、前項で挙げたように別の菌をもらう可能性の方が危険、と考えられます。

 

元気に活動して、よく食べ、よく寝られているのは、健康な証拠ですので、それほど心配しなくても大丈夫かと思います。

 

 

この記事を書いた人

吉田 聡

吉田 聡

薬局・なくすりーな薬局長
公益社団法人日本薬剤師会、公益社団法人東京都薬剤師会、所属