イチゴが秘める驚きの健康パワーと極上の味わい方!#786

果物の中で美容効果が最も高い

今回は趣向を大きく変えて、いちごについてのお話です。

果物についてはしばしば取り上げていますが、実はいちごについては5年ほど触れていないようでしたので、今回取り上げてみたいと思います。

いちごという果物は実は、美容効果に関しては果物の中で最も高いと言っても過言ではないのです。

いちごに豊富に含まれる「アンチオキシダント」

いちごには、「アンチオキシダント」が非常に豊富に含まれているという特徴があります。

アンチオキシダントとは、体の酸化を防いだり、細胞の健康を守ったりと言った働きを持つ物質の総称です。

例えば、抗酸化作用に優れているビタミンCやビタミンE、ベータカロテンなどはもとより、マンガンやカリウムと言ったミネラル分、食物繊維も非常に多い果物です。

さらにベリー系の果物に多いアントシアニンも多く含んでいます。

こうしたことはいちごに限ったことではないように思われそうですが、いちごは特にビタミンCとアントシアニンが突出して多いのが特徴になります。

アントシアニンは血管を強化したり血圧を下げるなど、心臓を守る効果にも優れていますが、関節の痛みや体の腫れのような、慢性的に続く炎症を抑えるとか、心臓病や糖尿病と言った病にも効果があります。

こうした成分が相乗的に働くことで、老化を防ぐ効果が一層高い果物になっているのがいちごです。

いちごの効果的な食べ方

いちごは、量で言うと1日に10個程食べるのがベストで、可能であれば1日3回に分けて食べるのが最も理想とされています。

難しい場合は朝晩の2回に分けるようにして、一度に10個食べるのは吸収が悪いので非効率です。

食べる際は加熱をしないほうが望ましいです。

加熱をするとビタミンCなどの栄養が壊れるため、出来るだけ生で食べるのがおすすめです。

次に洗うときですが、水で洗いすぎると表面から栄養が流れ出ていくため、洗いすぎないように心がけてください。

イチゴは生で食べるのがベストですが、そのまま食べるのに飽きたときはミキサーやジューサーですりつぶしてスムージーにするという手もあります。

スムージーはそのまま飲む以外にも、バルサミコ酢などを混ぜてサラダ用のドレッシングにするのも非常におすすめです。

もし、いちごをもらったなどで食べきれないときは、小さめに切って冷凍すると長持ちするので、試してみてください。

この記事を書いた人

吉田 聡

吉田 聡

薬局・なくすりーな薬局長
公益社団法人日本薬剤師会、公益社団法人東京都薬剤師会、所属