Voicy更新しましたっ!
今回は痛みが出たときの対処について。
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運動での怪我は「温めるのか」「冷やすのか」
スポーツの秋としてちょっと運動してみようかな、という方に注意して欲しいのがやっぱり「怪我」です。
スポーツでの怪我でつきものなのが「温めて治すか」「冷やして治すか」と言う選択です。どちらもよくある治し方ですが、実はこれには基準があります。
急激な痛みであれば「冷やす」
まず第一に「急激な痛み、急に強い痛みがある場合は冷やしてください。
打撲、捻挫などで、グキッと行った時はすごく痛いと思います。その時はすぐに冷やしてください。コールドスプレーなどを使って思い切り冷やしてください。
また、ぎっくり腰も同じで、急に激痛が走ったようなときはまず冷やしてください。
炎症が原因なので、冷やし続けて動かさずに安静にする
急の強い痛みは、その箇所に炎症が起きているために感じるものです。例えば登板を終えた野球選手やデッドボールを受けた選手がスプレーでアイシングをするのは、炎症を抑えて素早く治す、また健康に動けるようにするためです。
時間にすると、大体痛みや腫れが起きてから2日、3日は炎症が起きている期間なので、その間は患部を冷やすことを意識してください。同時に、痛みがある間はできるだけ動かさないで安静にしておいてください。
長く続いている痛み・重くだるい感じの痛みは「温める」
温める痛みは、長く続く痛み、重くだるい感じの痛みです。
これは炎症ではないため、冷やしても意味がなく、逆に治りが遅くなって痛みが強まる可能性があります。
この痛みはその場所の筋肉が固くなってしまい、血の流れが悪くなっている状態です。それがにぶい痛みとなって出ている、と考えられます。
なので、温めて血管を広げて、血液の流れを良くしてあげてください。
これは肩こりや、ぎっくり腰ではない腰痛、膝の痛みなどでも同じく温めた方が良いですが、少し個人差があり、あえて少し冷やしてみると調子が良くなる、ということがあります。
なので、まず温めてみて、あまり変わらないという時は一旦冷やしてみるというのも試してみてください。
また、腰痛やひざは少しずつ動かすことでより血流が良くなって、コリがほぐれて痛みが取れていくので、温めるのと同時に動かすことも意識してみましょう。
湿布は実は「冷感」「温感」の違いだけ
ちなみに、湿布には冷湿布と温湿布の2種類があるように見えますが、実は正式には冷「感」温「感」というもので、感じ方が違うだけで、基本的には同じ仕組みで痛み止めが効いていきます。
ただ合う合わないがあるので、合うものであればどちらでも変わりません。
中には痛み止めだけで冷感と温感のどちらでもないというテープ剤のものもあります。
湿布が苦手という方はこうしたものを使ってみてください。