Voicy更新しましたっ!
今回は前半はcovid-19のワクチンについて、後半は頂いたコメントから目薬についてのお話
健康情報を声で聞ける!
医療・健康ナビ なくすりーなはこちらから聞いてみて下さいね^^v
体重・体格で、ワクチンの効果に差が出る?
今回はまず、ワクチンについてコメントがありましたのでご紹介していきます。
「例えば体重が50キロの人と100キロの人に同じ量を摂取しても効果同じになるんでしょうか。あるいは副反応が出やすいとかないのでしょうか」と頂きました。
確かに、以前も何度かお伝えしましたが、お薬にはお子さん用成人用、お年寄りの方用と種類があったり、患者さんの体重によって量が変わることがあります。
ただ、ワクチンというものについては、そう言った違いはありません。お子さんでもお年寄りでも、同じ量で同じ効果が得られます。
戦うのは体がもつ「免疫」
ワクチンは、体の中に入った細菌やウイルスを倒す機構、武器のことで、実際に戦うのは体がすでに持っている「免疫」です。そして免疫力は、体格や体重によって左右されるものではありません。
入ってきた異物が凄く少量であっても、免疫機能が即座に反応して、倒してくれれば問題ありません。これは言い換えれば、ワクチンが無いと免疫機能が反応できない、対処しきれないような強いウイルスであれば、体内で増殖して広まります。
ですので、ワクチンには量の大小は無く、特定のウイルスに対して、体の免疫機能を強化するというものですので、体重差も体格差もなく、老若男女問わず一律で、同じワクチンで効果が得られるという事です。
もし体重差で免疫機能に影響が出るとしたら、平たく言えば体重が軽い方が風邪にかかりやすいというような状態になるはずです。免疫機能とは、少量の異物であってもしっかりと働きますので、体格や体重との関連はありません。
、肥満ぎみの人はワクチンが効きづらい傾向にあります。
以前の回にも通じますが、脂肪が多い肥満ぎみの人は、普通の体型の人と比べると、何らかの生活習慣病の傾向があるためです。
そして生活習慣病があると感染症のリスクが高まるため、実はcovid-19に関わらず、少し危険な状態となります。
BMIで言うと30以上だと、基礎疾患ありでリスクが高い人となりますので、心当たりがあれば出来るだけ改善していきましょう。
市販の目薬の選び方
さて、後半はうって変わって、目薬についてのお話です。
コメントで「朝起きた時、目がしばしばするので市販薬の「ビタ40」というものを点眼しています。薬局には値段がピンキリでずらっと並んでいて、どれが良いのか選べません」と頂きました。
お薬はいろんな種類がありますが、目薬一つ、疲れ目に効く目薬、というだけでも凄まじい程の製品が販売されていると思います。
ビタミンが含まれているとか、目の保湿が出来る、疲れ目が解消されてピントが合わせやすくなる、などなど多種多様なものがありますが、簡単に言えばどれもそんなに変わりません。
つまり、疲れ目に効く、と書いてあれば大体何を選んでも問題ないと言えます。安価なものでも大丈夫です。
例えばビタ40以外だと、新Vロート、サンテドウがあります。
ただ、強いてポイントを挙げるとしたら、さし心地、が一つあるかもしれません。
いわゆる、刺激のあるもの、無いものの違いで、例えばサンテFXやロートジーは清涼感が強く、しばしばした目からシャキッと眠気覚ましにもなる目薬です。
逆に刺激が非常に少なく、マイルドなものが良いという時は、ロートゴールド40マイルドがあります。
症状ごとに選ぶ
ちなみに、目がしばしばする原因として、ドライアイの可能性がありますので、その場合はドライアイ対応のものがおすすめです。商品名で言うと、ドライエイドとかドライケアと言ったものが便利です。
このほかにも目の病は様々あるので、症状ごとに使い分けるのが一番確実です。
例えば有名な、ものもらいだと、抗菌薬が入っているものを使ってください。ロート抗菌目薬、サンテメディカル抗菌などがあると思います。
また花粉症で目のかゆみ、痛みが出るという時はアレルギーによるものですので、ロートアルガードやサンテALと言った商品だと、かゆみ止めと抗アレルギー成分があるのでおすすめです。
最後に、コンタクトを使っている方の目薬ですが、その場合は必ずコンタクト用と明記されている目薬を使ってください。
商品名で言うとロートCキューブ、ソフトサンティアがあります。不安なことがあれば、ドラッグストアや薬局の店員さんに気軽に確認してみてください。
もし軽い疲れ目以外の場合で、目薬をさしても特に変わらないという時は、眼科のお医者さんに診てもらって、処方された目薬を使いましょう。