Voicy更新しましたっ！

今回は、ご質問いただいた酵素について詳しく話してみたいと思います。

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酵素でダイエット

酵素ドリンクとか、酵素で食事を置き換えるダイエット、さらには酵素風呂というのもあります。

今回は、Voicyに頂いたご質問から、酵素というものについて詳しくお話していきたいと思います。

酵素とは「触媒」のこと

酵素とは、一言で言うと「触媒」です。

まず、体の中では様々な反応が起きています。風邪のウイルスを認識し、免疫細胞がやっつけるとか、アルコールが入ったら肝臓に行って、それを分解するなどです。

こうした様々な反応を助ける、促すのが酵素です。例えばアルコールの分解を助ける酵素であれば、アルコール分解酵素、となります。

酵素の数は、人体の中に3000にも上ると言われています。

また、酵素とはたんぱく質やビタミン、ミネラルで構成されていて、人間に限らず他の生き物、植物でも同じ仕組みがあります。

酵素は置かれる環境が大切

酸素は例外はもちろんありますが、置かれる環境によって働きが大きく変わります。一般的にアルカリ性でも酸性でもない中性で、温度が40度付近のところが一番働くとされています。

その例外で代表的なのが、たんぱく質の分解をを助けるペプシンという酵素です。胃液の中にある胃酸で働くので、酸性が強いところの方が働き、逆に胃液が薄くなってしまった場合などは働きが鈍くなります。

そして、酵素は環境が悪くなるとすぐ壊れるという特徴があります。つまり基本的には温度が40度付近で中性を保つ方が良い、ということです。

酵素を取り入れるのは「普通の食事」

酵素を構成するのは、たんぱく質やビタミン、ミネラルなので、普通にバランスの良い食事をとっていれば、問題なく酵素は補給できます。

よく、酵素ドリンクとか、酵素の素を料理に混ぜて飲む、などがありますが、食べ物は胃に入って胃液、胃酸で消化されます。

前項で、酵素には中性の環境が一番とお伝えしたように、通常の酵素であれば胃液でほとんどが無くなるのです。