Voicy更新しましたっ!
今回から、血圧シリーズで話したいと思います。
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血圧とは
健康診断とかで必ず測られる「血圧」という項目があります。
「血圧が高い」「血圧が低い」と言われるように、数値の大小で表されますが、今回から数回に分けて、この血圧についてお話していきたいと思います。
血圧とは、血流の圧のこと
血圧とは、文字通り血液の圧力です。具体的に言うと、血液の流れの強さです。
そして血圧の上、下とは、心臓が収縮して全身へ送り出すときが最高血圧=上の血圧、逆に心臓が開いて血液が心臓へと戻る時が圧力が一番低いので、最低血圧=下の血圧、となります。
血圧を測ることで病気が分かる
簡単に言うと、血圧の数値が正常な範囲でないと、何らかの病気であると考えられるのが、血圧を測る最大のメリットです。
例えば血圧が高い場合は、血管に大きな負担がかかっていて、最悪血管が破れる、という可能性があることを指しています。もし血圧が高い状態が続けば、どこで破れるか分からないので、脳や心臓の付近で破れてしまい命を落とす、ということにつながります。
反対に血圧が低すぎる場合は、心臓の活動が弱まっている証拠となります。
これも同じように命を落とす危険が極めて高いので、何らかの処置、治療が必要とわかります。
ただ、血圧の高い低いは様々な原因で起こることであり、外の環境によっても大きな差が出ます。
血圧は激しく上下する
病気であろうがなかろうが、血圧は大きく変化する特徴があります。
運動しているとき、心臓が早く動いて、全身に酸素や栄養を運びますが、この時も血圧は高い状態です。また、外が寒いときは、体が縮こまるように血管も縮こまってしまいますが、この時は狭い血管を無理に通ろうとするため、圧力は通常時よりも高まり、血圧が上がります。
さらにイライラや緊張などのストレスでドキドキするときも、血圧は高いです。よく怒ったら血圧高くなる、と言うと思いますが、このことがあるためです。
病気で血圧が高くなる理由
ではなぜ、病気によって血圧が高くなるのかというと、まず最も多くの人に見られる血管の中に老廃物がたまるため、血圧が高くなります。つまり自然と血管の中が狭くなり、血流の圧が高まる、ということです。
これによって、血圧が高いから生活習慣病などの何らかの病かも、と言えるのです。ただし、見極めることは必要で、通常の状態でも血圧が高めなのかどうかで変わってきます。
自分の血圧の「通常」を知るためには、毎日測ることしか、ありません。
同じ時間帯に、両腕を測ること
血圧が高まるのは様々な原因があるため、1日だけ血圧が高いということは非常によくあります。なので普段の生活の中で、だいたい同じ時間に毎日測ることで、知っておくのがベストです。
毎日測ることで、数字の上下の幅が分かるため、徐々に上に行っている、逆に下がっていると言ったことが分かります。
もちろん季節の変わり目や環境の変化などで、幅が出ることはありますが、自分の血圧の傾向を知っておくことで、自分の健康状態がある程度ですが分かります。
リラックスして両腕を測る
ポイントが、同じ時間帯でと言いましたが、これはできるだけリラックスした状態で測ってください。
椅子に座っていつでも測れる状態にしてから、5分ぐらいはそのままでいて、落ち着いてから測り始めるのが確実かと思います。
また、両腕を測るというのは、まれに左右で20以上も数字が変わることがあります。これは生活習慣病ではない何らかの病気の可能性があるので、両腕を測るようにしてください。
毎日が難しい場合は3日に1回とか、1週間に1回でも大丈夫です。
次回はかなりの割合の方がお悩みの、「高血圧」についてです。