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今日は、冬場の手荒れ対策についての話。

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ハンドクリームだけで対策できていれば、それがベスト

冬場はつらい手荒れに悩まされる時期でもあります。

特に、お皿洗いや掃除などを素手でするのは、お肌に多大なダメージになります。

こうした冬場の手荒れの対策は「市販のハンドクリーム」「塗り薬」で充分と言えます。

ニベアなどと言った、一般的なものでも、こまめに使うことで充分保湿効果が得られ、受けたダメージもしっかりと回復できます。

特に、ヘパリン類似物質が含まれたもの、ヒルドイドソフト軟膏が入ったものがおすすめで、市販のものだとピアソンHPクリームなどが挙げられます。

また、ビタミンが含まれたものももちろん有効です。

ビタミンEが特に保湿効果が高く、手の肌荒れに効果的です。こちらは市販のものだとザーネクリームなどがおすすめです。

「尿素」の入ったハンドクリームは注意が必要

最近、尿素が入ったハンドクリームが目立ちますが、尿素は保湿力が非常に高く、ハンドクリーム以外では化粧水などに含まれることも多いですが、尿素は「皮膚の薄い箇所には刺激が強すぎる」というデメリットがあります。

皮膚の薄い箇所とは、いわゆる粘膜の部分はもちろん、傷のあるところなどで、そういったところにはあまり適しません。

尿素が一番効果的なのは、「ガサガサのお肌」です。

酷い肌荒れ、乾燥が見られる部分に最適ですが、例えば「かかと」なども同様です。

かかとの皮膚がポロポロとむける場合などは、尿素入りのクリームなどを使うと、きれいなかかとへ生まれ変わります。市販のものだと、チョコラザーネプラスなどがあります。

手湿疹には「ステロイド入り軟膏」がベスト

湿疹というと、虫刺されのような、かゆみのある赤い腫れがぽつぽつとできる、というような症状ですが、これが手にできる場合があります。

手にできる湿疹はあまり目立たないため、分かりにくいですが、もし手指にかゆみがある場合は、湿疹であるといえます。

湿疹は炎症ですので、前項のような尿素の入ったものは厳禁です。

湿疹には、ステロイドの入ったものがベストです。

ステロイドは虫刺されによく効くもので、炎症を抑える効果があるため、ステロイド入りの軟膏を使用してみてください。

また、傷がある場合は、化膿止め、抗生剤が含まれているものだと治りが早くなりますので、必要に応じて使い分けてください。

市販のものだと、フルコートFは市販のものの中ではステロイドも強力なものが含まれており、ドルマイコーチ軟膏は抗生剤が入っているため傷がある場合におすすめです。

ステロイドは「塗り薬」なら基本的には大丈夫

最後に、ステロイドの副作用が心配されますが、一般的なステロイドの副作用は、飲み薬において主にみられるものです。

ステロイドの飲み薬は、お医者さんの指示をしっかり守る必要がありますが、基本的に上記のような手荒れ用の塗り薬、軟膏であれば、それほど強力なステロイドではないため、治るまで使う程度でしたら、ほとんど問題がありません。

ただ、もし長期間使っても治らないという場合は、単なる手湿疹、肌荒れではない可能性があるため、皮膚科などのお医者さんにかかってみてください。