Voicy更新しましたっ!
今回は、2月3日にちなんで、節分にまつわる話をしてみました。
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大豆の持つ「植物性のたんぱく質」と「脂分」が、とっても体に良い
大豆はいろいろな健康効果があることで知られていますが、その大きな要因が「植物性のたんぱく質」大量に含まれているため、にあります。
植物性ならではの、質の良いアミノ酸類が多分にあります。
また、植物性のたんぱく質であるのと同時に、αリノレン酸という良質な脂分が摂取できるのが、大豆の最大のメリットです。
αリノレン酸はコレステロールなどのような、体に負担になる脂肪分を消化する働きがあります。
そして女性に特におすすめで、とても有名な成分である「イソフラボン」も大豆ならではの成分です。
女性ホルモンのような働きを持つ「イソフラボン」
そして、大豆に欠かせない「大豆イソフラボン」という成分ももちろん重要です。
大豆イソフラボンは、簡単に言えば「女性ホルモン」のような働きがあります。これが特に役立つのは、40代以降の方など、更年期症状が近づいてきた方です。
更年期症状は女性ホルモンが大幅に減少することなどが原因ですが、そこで大豆イソフラボンを摂取することで、非常に強い予防効果が得られます。
もう一点、女性ホルモンは骨を作ることにも必要な成分です。
元々、「骨粗しょう症」は女性の方がなりやすい、とされていますが、これは女性ホルモンが加齢とともに減少することも原因しています。
大豆イソフラボンを充分に補給することで、例えば腰が曲がる、背が低くなるといったことを、ある程度抑えることにつなげられます。
節分の時期に、こうしたことを考えてみて、大豆を取ってみましょう。
大豆イソフラボンが「エクオール」になって初めて役立つ
スタバなどで飲める「ソイラテ」や、納豆などと言った大豆製品であれば、大豆イソフラボンは補給できます。
しかし、大豆イソフラボンは腸内で「エクオール」という成分に分解されて、初めて女性ホルモンのような働きをしてくれます。
エクオールにするため、腸内にある細菌が働く必要があります。
しかし、体質的にエクオールを持っていない方も
ただ、大豆イソフラボンを分解してくれない腸内細菌しか持っていない、という方がおよそ半数近くとされています。
「それなら、ほとんど取る意味がないのでは」と思われそうですが、このエクオールを主成分としたサプリメントが販売されています。
例えば大塚製薬の「エクエル」などが代表的です。
大豆製品は、大豆イソフラボン以外にも様々なメリットがあるため、毎日食べるのがおすすめですが、もし女性ホルモンの助けとして食べるのであれば、こうしたサプリメントを活用するのがベストです。
また、大塚製薬では、自分がエクオールを作れる体質かどうかを判定するキットもアマゾンなどで販売されていますので、ぜひ活用してみてください。
もし、すでに更年期症状でお悩みでしたら、市販の命の母Aなどと言ったお薬で、直接更年期の症状を和らげるのももちろんおすすめです。