入院から無事に帰って来ました
先日、2月4日から2月7日までの3泊4日で入院し、無事に退院いたしました。
今回は自分の入退院の体験をもとに、印象深かったエピソードをいくつかご紹介していきます。
病院での過ごし方
まず簡単に今回の入院の目的ですが、心臓のカテーテル検査で、事前の説明では5日にカテーテル検査を実施し、検査のみで問題がなければ7日に退院できる予定でした。事前のCTやMRIの結果から、血管が狭くなっているため、そのまま手術に進む可能性もあったため、最初から3泊4日の予定にしました。
入院時の持ち物は、最低限の洗面道具や仕事に使うパソコンやスマホ、充電器のみで、パジャマやタオルなどは全てレンタルしたため。思ったよりも少ない荷物で快適に過ごせたと感じています。
入院中の時間の過ごし方ですが、仕事もあったためテレビカードを一度も使わず、病院で提供されていたポケットWi-Fiを活用しました。
1日あたり500円程度で借りることができ、仕事やラインのやり取りはもちろん、動画視聴や軽いゲームも可能で、ほぼ自宅にいるような感覚で過ごせました。まさに、昔のテレビカードの代わりがポケットWi-Fiになっていると感じました。
心臓カテーテルの体験
入院の翌日、検査に入っていきます。
今回は、手首の血管からカテーテルを挿入し、心臓の血管の状態を確認しました。
やはり血管が狭くなっていたため、ステントを入れ、血流を改善する処置が行われました。
結果的に、無事に終了して退院初日から問題無く普段の生活に戻れました。
このカテーテル手術の麻酔は局所麻酔で行われ、意識がある状態のまま受けるため、最初は不安がありました。
手術前には一通り説明を受けますが、とても早口でついて行けなかった部分もありましたが、ほぼ記憶がある状態で終了しました。
また、局所麻酔ですので意識はしっかりとあり、手術中は約4時間ほど手も足も動かしてはいけない、という注意のもとで行われました。
手足を動かすのは非常に危険でありながら、動かそうと思えば動かせる状態にあることから、とても緊張しました。
手術自体はとてもスムーズに進み、大きな痛みもなく無事に終えることができました。手術後もすぐに歩行が許可され、比較的早い回復を実感しました。
尿道カテーテルの意外な問題
ちなみに余談になりますが、手術中は意識があるもののトイレには当然行けないため、尿道カテーテルの使用が必須でした。
男性の場合、従来の尿道にカテーテルを挿入する方法と、新しく導入された、コンドームのように性器にかぶせるタイプのカテーテルがあるということを知りました。
当初は従来のカテーテルを挿入されたのですが、排尿がうまくできず、途中でかぶせるタイプに変更しました。
しかし、このタイプは自分の意志で排尿しなければならず、手術中の緊張した状態では尿意を感じても全く排尿ができませんでした。
従来のカテーテルだと尿が自然に出て行く状態ですが、かぶせるタイプのは自分の意思で出す必要があるため、結果として手術中に大きなストレスとなり、半ばパニック状態になって精神的に多大に負担になりました。
もし男性の方で、何らかの手術に際して尿道カテーテルを使用する可能性がある方は、この点を考慮しておくと良いかもしれません。