Voicy更新しましたっ!
今回は、熱中症対策について
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老若男女問わず「熱中症」対策を
熱中症は、実は老若男女問わず、若い年代の方でも注意が必要な病です。
梅雨明けから暑い日が急激に増加してくるので、是非早いうちから対策しておきましょう。
熱中症の症状とは
ただ、熱中症に注意と言っても、具体的にどういう症状に気を付ければよいのか、という点ですが、軽いものだと立ちくらみやめまい、が起きます。
ただ言い換えると、暑いと感じているときにこうしたことがある時点で、熱中症である、ということです。なのでもしこうしたことがあればすぐに涼しいところに行って水分を取ってください。
そこから重度になると、筋肉のけいれん、こむら返り、さらに頭痛や腹痛といったことも熱中症の症状です。
頭痛薬、痛み止めは避けて水分補給を
この頭痛や腹痛は、最初のうちはそれほど自覚がないというか、熱中症と関連していると分からない、ということがよくあります。
何か頭が痛い、何かわからないけどおなかが痛い、という時は熱中症の疑いがあります。
こうしたときに、頭痛薬を飲んでしまうと、種類にもよりますが腎臓に非常に重い負担がかかりますので、出来るだけ避けてください。とにかく水分補給が大切です。
さらに重度になると、皮膚の表面が赤くなって「やけど」のような症状も
さらに重症化すると、皮膚の表面が乾き、赤くなってやけどのようになることもあります。最終的には、まっすぐ歩けなくなって意識ももうろうとなり、そのまま意識を失って命を落とす、ということもあります。
水分補給が大切なのはもちろんですが、一番は早いうちに水分を取る「初期対応」です。
熱中症の症状かも、と感じたら
暑い日に、原因が分からないが具合が悪い、調子が悪いという時は、まずは涼しい場所に避難してください。ビルの中や地下、日の当たらない階段などで大丈夫です。
そこに避難して、風を送ったりして表面の体温を下げてください。
一番良いのが、氷のうのような氷の袋、氷枕みたいなもので、首筋とかわきの下、太ももの付け根当たりを冷やすと、大きく体温が下がるのでおすすめです。
例えばコンビニとかで売ってるような、飲み物用のロックアイスで大丈夫なので、活用してみてください。
水分補給に経口補水液が良い理由
そして、経口補水液は熱中症からの回復に非常に効果的です。
市販されているOS-1などが有名ですが、なぜ便利なのかというと、そもそも水分が体に吸収されて、体に使われるまでは3時間ほどもかかるためです。
これがスポーツドリンクであれば30分まで短縮されますが、経口補水液はわずか10分前後で吸収され、必要なところへといきわたるのです。
もし、もう熱中症の症状が出ているというときは、水ではなく経口補水液が一番おすすめです。
逆に、暑い日だがまだ症状は出ていない、という時はスポーツドリンクや普通のお茶、お水で大丈夫なので、こまめに飲んでください。