Voicy更新しましたっ!
今回は、この時期に起こりやすいだるさ。
「梅雨だる」
について。
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梅雨の時期の体のだるさ
五月病と似たような症状の「梅雨だる」という言葉が最近登場してきました。
雨が続くことで気分が沈むようなことですが、例えば体、顔のむくみと言ったこともあります。梅雨の時期にこうした症状でお悩みでしたら、是非読んでみてください。
梅雨だるを感じている方は意外に多い
梅雨だるとは、梅雨の時期に起きる体のだるさ、抑うつ感ですが、これも五月病などと同じように、医学的に定められているものではありません。
ただし、この梅雨だるは、日本人の半分以上の方が感じている、という統計データがありました。
これはしっかりととったものではなく、正確なものではないですが、梅雨だるを感じている方はどちらかというと多い、ということです。
梅雨だるの原因は「低気圧」にあるかも
梅雨の時期の天気は「低気圧」になります。
人体のは自律神経は、交感神経と副交感神経の二種類があります。
しっかりと休んでいるときは、副交感神経が優位で、活動中は交感神経が優位という風に切り替えています。
この自律神経とは、気圧が低いと「副交感神経が優位になる」という特徴があります。つまり天気の気圧が低いだけで、勝手に「今は休むべき」と判断してしまい、活動のためのエネルギーが低下してしまうのです。
全般的に力が落ちてしまうため、例えば食欲がわかないとか、いつまでたっても眠気が覚めないというようなこともあります。
気温の低下・湿度の高さも影響
さらに、梅雨によって気温が高くなりにくい、寒いのも、大きく影響します。
寒さで血管が開きにくくなり、そもそもの自律神経の働きが低下してしまいます。
同時に、湿度も高まるため、汗で体外に出ていくはずの水分が上手くいかずに、むくみが起こる、という仕組みです。
朝一で日の光を浴びて、目を覚まさせる
梅雨だるの症状を緩和させるためには、交感神経を優位にさせるための対策が必要です。
一番おすすめなのが朝一で「日光を浴びる」というものです。梅雨時期だと日光がほとんど出ない、ということもありますが、それでも朝起きてカーテンを開け、空を見るだけでも、紫外線は当たりますので、効果はあります。
そしてもう一つ、朝一で「好きなことをする」ことです。
どちらも「朝一」とありますが、これは目覚めてからすぐこれらをやることで、気分が良くなって交感神経が優位になるため、気だるさを大きく取り除いてくれます。
好きなことは、音楽を聴くとか、前の日に準備しておいた好きなものを食べる、など何でも大丈夫です。睡眠から目が覚めてから、1日元気に過ごすためのことですので、試してみてください。
手足を温める対策も
またもちろん、冷えの対策も、梅雨だるの改善につながります。
例えば薄手のパーカー、ウィンドブレーカーなどを持ち歩いて、寒くなってきたら羽織るなどはおすすめです。
湿邪(しつじゃ)対策には夏野菜がおすすめ
ちなみに、高い湿気によって体内に水がたまることを、東洋医学の世界で「湿邪(しつじゃ)」と言います。
体の中に湿気が溜まっている、という状態で、むくみやおなかの張りの状態を指します。
簡単に言えば、むくみの対策についてです。
これは夏野菜が非常に便利です。
スイカ、トマト、きゅうりなどは水分を多く含んでいるうえ、カリウムという成分のおかげで、体内にある余分な水分を尿として排出する働きがあります。
これらの対策をしてみて、乗り切っていきましょう。