CBDオイル使って大丈夫?効果は?副作用は?#994【リスナーからの質問】

リラックス効果が謳われるCBDとは

先日、コメントにてCBDオイルについて解説していただけたら、と頂きました。

不安障害で悩まれているようで、リラックス効果があるとされる、CBDオイルの活用についての質問です。

今回はこのCBDという成分や、CBDが含まれている製品について、少しまとめてみたいと思います。

CBDとは

CBDとは、正式に言うとカンナビジオール(Cannabidiol)という成分を指す略語です。

CBDは大麻草に含まれる成分の一つですが、いわゆる、ハイになる作用で問題となるTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分とは別の物で、体への作用も、法律上の扱いも異なるという特徴があります。

つまり平たく言うと、大麻草は含まれるTHCは害の大きく、法律上も違法な成分になり、CBDは問題無い成分ということです。

そのCBDを活用した製品として、口から摂取するオイル、カプセル、グミ、飲料、クリーム、電子タバコ型などさまざまな形があり、それぞれで含有量や吸収スピードが異なります。

CBDの効果

CBDの医学的に認められている効果としては、てんかんへの治療があります。

海外ではすでに、CBDを主成分とした医薬品が難治性てんかんに対して承認されている例もあり、活用が注目されていますが、その他の市販のCBDオイルとは用途も違い、品質管理も全く別ですので注意してください。

その他のCBDの効果は、やはりリラックス効果が主で、睡眠や不安の改善、軽い痛み止めや炎症の治療といったものが挙げられます。

これは具体的に言うと、「エンドカンナビノイドシステム(ECS)」という、体内のバランス調整機構を整える作用があるためです。

気分や睡眠量、痛み、食欲、免疫といったものに関わる仕組みで、CBDがこのシステムに働きかけることで、リラックス感や睡眠サポート、炎症の改善などが期待されます。

ただし、現在日本で市販されているCBDオイルが等の製品で、ECSにきちんと効果がある、と言えるほどの根拠があるものは無いと言えます。

結果が出た研究でも、規模が小さく、根拠があるとは言いにくいのが現状です。

ちなみに食欲の効果については、違法成分のTHCにかかわってきており、例えば海外ではTHCを含む医療用大麻製剤が、がん治療時の吐き気やHIV関連の食欲低下の改善に使用されているケースがあり、食欲への効果は医療用医薬品としては実際に使用されています。

これも言い換えれば、CBDオイルで食欲不振が改善される、ということにはならず、まだ証明されてはいません。

現時点ではサプリメントに近い位置で考えるのが現実的と思います。

THCが含まれていると違法になる

前項の繰り返しになりますが、CBDの製品において最大の問題となるのは、規制対象で違法となるTHCが混入しているかどうかです。

これは特に、海外製品で個人で輸入したもののような、第三者機関の検査を受けていない製品には非常に注意が必要です。

海外では合法のものでも、日本ではTHCが検出されれば違法となるのはもちろん、「THCフリー」と表示されている製品でも検査をすると検出された、というケースもあります。

ですので必ず、THCが含まれていないことと同時に、第三者機関による検査証明があることを確認してください。

信頼できるメーカーでは、外部検査機関による成分分析書、検査証明書を公開していることが多く、日本基準に適合しているかを確認できます。

逆に、検査証明が曖昧な製品、有名人が使っているとか、オーガニック、ヘンプ由来などの単語やイメージだけでは決して選ばないで、観賞用のような曖昧な表記の製品も避けて選ぶと、安全かと思います。

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